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CADWe'llTfasの使い方を説明し、作図方法や作図センスについて伝えたい

CADWe'llTfasマニュアル

作図例

tfasによる検討図作成-01

更新日:

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tfasによる図面作成に関する説明を行っていきたいと思います。
TFASのバージョンは9/9Eです。
また、今回の作図過程はyoutubeにアップロードしていますので
それも参考にしていただければと思います。
youtubeではCADの操作方法だけではなく施工図作成のポイントも
説明していますので施工図作成の一助になるかもしれません。

youtubeはこちら

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さて、初期状態と今回作図したところまでをまずはのせます。

初期検討ですので大きいものから順番に作図していきます。

まずは主ダクトですね。この作図でよく使われるのは

【ルート】ー【ルーティング】、【ルート】-【移動】、

【サイズ変更】ー【区間指示】、【角ダクト変更】ー【面揃え】

こんなところでしょうか。

【ルート】ー【ルーティング】では角・丸と各配管の大種別を

ドロップダウンリスト(以下DDL)から選択します。

その右は用途、サイズ、高さの記入となります。

次は分岐ダクト(今回は全て丸ダクト)の作図ですね。

これも角ダクトと同じようなコマンドを使いますね。

それから躯体貫通部のスリーブや防火区画貫通部のFDなどの部材を

挿入していきます。

これは【機器・部材】-【挿入】からタブで角・丸と各配管の大種別を

選択後DDLから内容を選択します。

分岐ダクトのルーティング中に最初に書いた主ダクトとの干渉が考えられるため

【レベル変更】-【区間指示】などを使い相互に干渉するものがないようにする

必要があります。

これらが終わった後全体を俯瞰して、おかしいところがないか目視で

確認することをお勧めします。

理由としてはCADで図面を書いていると局所的な検討に陥りやすく

全体を俯瞰すると違うルートの方がよいと思うことが時々あるためです。

これらが終わると作業の区切りとなりますので干渉チェックをすることを

お勧めします。図面の作図作業って簡単そうに見えて結構難しくて

干渉していないや部材同士はちゃんと接続していると思い込んで

しまいがちですが、干渉チェックを使えばそれらをかなり補完して

チェックしてくれる優れものです。秀逸です。

動画でもチェックしていますがこんな画面ですね。

下のはわざと干渉させています。

図中の赤い部分が干渉。

制気口BOXと干渉しているため角ダクトの高さ変更が必要ではないでしょうか。

次回は配管を作図していく予定です。各コマンドの説明はベースとなる図面を

書き終えてから行おうと思っています。

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