2018年3月26日にDAITECはTfas10をリリースしました。
早速インストールして使用してみた感想を書いていきたいと思います。
まずは速報的に記事をアップして今後修正すると思われます。
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目次
良くなった点について
①スタートアップ機能が搭載され図面を開く手間が省略されました
これにより図面のあるフォルダまでダブルクリックを複数回行いファイルを開く手間が1アクションで終わってしまいます。
とても便利な機能ですね。
またツールバーや右クリックなどのショートカットコマンドから同じ操作ができるようになっています。
ただ、1枚ずつしか開くことができないため、複数枚開く時は従来の方法になります。これは残念な点ですね。
今までも過去の図面4枚くらいまでは開くことができていましたが、スタートアップでは枚数が多く簡易ビューできるので、
より操作性が向上しています。
またデフォルトで下段にある最近開いたフォルダからファイルを開くこともできます。
②3D描画時間が3~5倍くらい短縮されました
これは体感すると以前のバージョンには戻れないくらい進化していると感じられるはずです。
施工図書いていると頻度が高いコマンドなので助かりますね。
③3Dによる干渉チェックも2~4倍くらい短縮されました
これも②と同じくらい体感できるレベルで進化していますね。
④3Dの輪郭線が黒く表示されたことにより物体の形状把握がしやすくなりました
こんな感じに表示され物体の輪郭が分かりやすくなりました
悪い点について
①完全に検証できていませんが、2方弁装置で部材同士が離れてしまう
まだ2日しか触っていないため気になる不具合はこのくらいですね。
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今後試してみたい機能
①静圧計算・揚程計算の結果をダクト・配管に反映してみたい
②冷媒配管サイズを呼び径ではなく記号などで表示できるようになったみたいですね。
今までは手入力で丸文字に「a」などと記入していたので便利になるでしょうね。
最後にTfasへの改善要望事項
①2方弁装置の不具合のほかに2方弁装置のBVで20Kがデフォルトなのはなぜでしょうか。
一番汎用的な10Kにするか仕様を決められるようにしてほしい
②2方弁装置のねじ接合の場合にどんどん角ニップルで接続していくのは勘弁してほしい。
一般的には短管で組んでいくのが普通なので直管で結ばれるほうが使い勝手がよい
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