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Tfasのシートの一般的な使い方

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目次

新しいシートの作り方

新しくシートを作る場合に最も使われる操作方法は、シート領域でシートがない部分(画像の赤枠内)でダブルクリックし表示されたダイアログボックスから行うことができます。

これは一般的な方法ですが欠点が3つあります。(この画面の記入方法は後述します)

  1. 1つシートを作るたびにダブルクリックする必要があります。
  2. シート領域にすべてシートが埋まっている状態(下記画像青枠の場合)では、このコマンドを行うことができません。
  3. 毎回英数入力からひらがな入力に変えなくてはいけません。

もう一つの方法としてメニュバーの【設定】-【シート機能】-【設定】を押すと表示されるダイアログボックスから行うことができます。
もしくはシート領域の空白部分(上の画像の緑枠内)で右クリックしても同じことができます。

上のようなダイアログボックスがあらわれ「追加」を押すと先ほどの2番目と同じダイアログボックスが出てきます。
ここのダイアログボックス内では一度ひらがな入力にしてしまえば、次に切り替える必要がありません。
したがって、これは複数のシートを作成する場合に適しています。

この機能はメニュバーの【設定】-【シート機能】-【新規作成】やショートカットキーや右クリックメニューから設定すれば操作することが可能です。

新規シートダイアログボックスの記入方法

すでに作成してあるシートもここから同じ方法で変更することができます。

シート名称:ここに表示された名称がTfasウインドウ画面下に表示されるため短くしたほうが多く表示させることができます。
また、全角と半角も認識されるので半角を取り入れることもよいでしょう。

分かりやすく簡潔な名称にする例
ダクト配管図の場合
ダクト配管図・・・半角12文字
ダクト配管図・・・半角9文字
ダ管図・・・半角5文字
ダクト=Duct、配管=Pipingのため
DP図・・・半角4文字
DPd・・・半角3文字(図面をDrawingと置き換え)

などと省略することで最初と最後では1/4に圧縮することができます。
案件ごとに取り決めをしてシンプルな表示を目指したほうがよいでしょう。

分類は建築図、機械設備図、他の設備図、天伏図、設計図などのように分類することにより以下のメリットがあります。
・分類を折り畳むことによりシート領域をコンパクトに表示し見やすくすることができます
・分類内のすべての状態を変更できます。

分類の操作方法は対象となる分類の上で右クリックすると赤枠内の画面が表示されます。

折り畳たたみ・・・対象となる分類を折り畳むことができます。(まあまあ使う)
まあまあ使うしたのは一般的に作図対象の分類は折りたたまずに作業するほうが効率がよいと思われ、そうなるとあまり頻繁にこれは使わないと考えました。
非表示・・・対象と名分類の中のシートを全て非表示にします。(よく使う)
分類解除・・・対象となる分類の属性をなくすことができます(あまり使わない)
プロパティ・・・ダイアログボックスが出てきます。分類名やタブ色を指定できます。(あまり使わない)
分類内シート・・・あまり使わないです。一般的に分類内の状態を一括で制御することは少ないし、シートの新規作成などは他のコマンド(メニュバーの【設定】-【シート機能】-【設定】)から行うほうがよいと考えられるため
カスタマイズ・・・あまり使わないです。シートカスタマイズができますが一度設定したらあまり変更することはないしほかにも複数でこのコマンドができるのではっきり言って邪魔な存在と感じます。
上の状態から空調設備と衛生設備の分類を折り畳むと以下のようにスッキリします。

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シートの階基準

シートプロパティで階情報タブに切り替えるとこのような画面になり、シート単位(一括での操作も可能)で何階なのか指定することができるとても重要な機能です。
これを設定しない時の天井内総合図のデータは見上げのダクト配管やラックと干渉チェックできるようにするため、衛生設備のデータを断面図作成し重ねるのが一般的かと思います。
この階基準を設定することによりその作業をせずに干渉チェックできるようにできます。
もちろんBIMでは必須事項ですね。
その他にもパイプシャフト図や上下関係のある機械室を重ね合わせてチェックするという使い方もあります。
これは混在するのが最も厄介なため、案件ごとに設定するのかしないのか(したほうがよい)Tfasを操作するすべての人が共通認識を持たないと成り立たないため、取り決めをあらかじめしておくべきです。

シート領域の各コマンドができる位置について

シート領域のどこで何ができるのかを下の画像に表しました。

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