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Tfasの【レイアウト作成】について

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今回はフロア単位で図面を作成するときによく使われるレイアウト作成方法について説明します。この機能は人によって呼び方が違ってレイアウトやビューポートやペーパー空間なんて言う人もいますが、大義としては同じ意味にとっていいと思います。

ひと昔前の建築機械設備図は以下の理由から1/50などの図面ごとに作成するのがあたり前でした。
①1枚の図面領域で1フロアを書く機能がそもそもなかったため
②パソコンのスペック上大きなデータを取り扱うことができなかったため
③建築図も1枚1枚の図面ごとに作成されていたため

10年くらい前から徐々に①~③の問題が解消されCAPEでレイアウト作成機能が付加されたことにより、徐々にフロア単位の図面を1枚の図面で管理する割合が多くなり、現在ではほぼ100%近くになっています。

操作方法は少しややこしいのですが、必須機能ですので是非利用してください。

コマンドのある位置は メニュバーでは【設定】-【シート機能】-【レイアウト作成】のなかにあります。
ツールバーカスタマイズでは分類が設定でボタンの欄が上から4段目の中ほどにあります。
ショートカットキーor右クリックメニューでは分類が設定でコマンドが2度スクロールするあたりにあります。

レイアウト作成機能の説明動画

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事前準備

レイアウト作成の前に事前準備がいくつかあります。

図面切り出し範囲

最初にどの範囲を切り出すか決めましょう。
今回は下記状態から空調機械室の部分のレイアウト作成を縮尺1/30(元図は1/50)で行っていきます。
矢印のように切り出す範囲を作図し、補助線化します。

図枠などの準備

図面枠、キープランを用意しレイアウト作成エリアにコピーします。 それから先ほど決めた作図領域をコピーします。 通り芯などの情報を付加するので余白に注意してください。 対象となる通り芯や寸法線や建築図の中心線や寸法など図面が見やすくなる情報をコピーします。

ここまでで事前の準備は終わりますがちょっと大変ですよね。 これからもう少し難しくなりますが、頑張っていきましょう。

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レイアウト作成

ここで紹介する方法以外のやり方もありますが、最もポピュラーな方法を行っていきます。

まず【シート機能】-【レイアウト作成】を押下します。

レイアウト名:今回は空調機械室(1)と入力します。
入力完了後この部分をコピーしておきましょう。
コピーの方法はいろいろありますが、一例としてCtrl+Aを押下し対象部分の全選択を行います。
次にCtrl+Cでコピーすることができます。
Ctrl+Aは結構役立つショートカットです。
EXCELなど大体のソフトは同じ動作しますので覚えておいて損はありませんね。

図面サイズが任意だったりする場合(フロア単位で描く場合は任意にすることが多い)やA1以外の図面にしたい時はチェックボックスを外してサイズのところのドロップダウンリストから選択してください。
それ以外はあまり変更する必要はないのでOKを押下します。

 

【ビューポート参照領域始点を入力してください。(Enter:ビューポートを作成しない)】

図枠などの準備で説明したエリアの赤丸の2点のどちらかを指定します。
どちらが先でも構いませんが、図面領域の左下の赤丸を指定します。

【ビューポート参照領元終点を入力してください。】
対角となる右上の赤丸を指定します。

するとこんな感じで選択部分がハッチングで表示されます。

次は
【ビューポート参照元基準点を入力してください。(Enter:左下、Shift+Enter:中心)】
基本左下でいいのでEnterを押下します。
すると

このようなウインドウがポップアップしますので赤枠内に先ほどのコピーを張り付けて末尾に番号をつけましょう。
それから今回は縮尺1/30の図面を切り出すので、青枠内を変更しましょう。

【ビューポート配置基準点を入力してください】
これは図面の基準点を決めるイメージです。

候補として赤丸と青丸がありますがどちらでも上手くいかないんですよね。
どなたかいい方法ご存知でしたら教えていただけませんか。

ちなみに同じ縮尺でレイアウト作成する場合は赤丸の方が楽です。
図面領域からは外れるため図面基準点を変更する必要がありますが、そのほかを変更する必要はありません。

赤丸の場合はこんな感じです。

図面領域から外れています。 また、切り出した図面も異縮尺にしている関係からずれています。同じ縮尺の場合は所定の位置に配置できます。

青丸の場合はこんな感じです。

図面領域に図枠は入っていますが、切り出した図面の位置はずれてしまいます。

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どちらも似た状況ですが、今回は赤丸を基準点にした場合で進めていきます。
図面領域を変更するため以下のコマンドを実行します。
メニューバーの【設定】-【用紙原点】を押下します。
図面左下を左クリックします。

 

それで上のように図面原点が合いました。
ただ、下の赤丸の位置にもともとの用紙原点を表す補助点が残るのでそれは消しておきましょう。

次に切り出した図面位置を修正します。

レイアウトの状態に移行する場合は左下の「モデル」を左クリックするとレイアウト一覧が表示されますので、そこから該当するレイアウトを左クリックします。

 

レイアウト空間のシート領域で右クリックし【レイアウトプロパティ】を左クリックします。


ポップアップウインドウから「空調機械室(1)-2を左クリックして選択して変更を押下します。

 

するとウインドウがポップアップしますので位置変更を選択します。
【ビューポート参照元基準点を入力してください。(Enter:左下、Shift+Enter:中心)】
基本は左下でいいのでEnterを押下します。

すると矢印上にある赤いのが位置を移動するオブジェクトになります。
この状態で移動したいオブジェクトが間違っていないかを確認できます。
オブジェクトがあっていれば黄色い位置に合わせます

これでOKを押せば修正完了です。
ちなみにこのウインドウ内は他に参照領域の変更を行うことがあるので説明します。
参照領域の変更を押下すると

現在選択されている範囲が青矢印で示すハッチングであらわされます。
変更したい場合は対角で範囲を指定します。

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