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【集合単位で選択】について

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【集合単位で選択】機能は施工図作図作業である程度図面が出来上がってくると使う頻度が高くなります。
この機能を利用することにより今まで部材を分解して図形変形して調整していたものが、部材属性を失うことなく図駅調整ができとても便利な機能です。

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よく使うシチュエーションとして
・バルブハンドル長さの変更
・機器の形状変更
が考えられます。

※末尾にいくつか注意点をあげていますのでこの機能を使い部材などの形状変更をする場合には一読してください。

例として以下のような断面図を示します。


納まりの上で気になる点はバルブハンドルが梁に干渉している点です。
今回のようなケースではバルブ位置を移動すればよいのですが、今回はこのハンドル高さを変えることにします。
採用するメーカーによっては管芯からハンドルまでの距離が異なる場合があり、実際には納まっていることもあります。

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【集合単位で選択】機能を利用した部材変形

そんな時に【集合単位で選択】機能を使います。
この機能を有効にすると通常では変形できないダクトや配管などの一部分の形状を変更することができます。
この機能はツールバーがおすすめでコマンドのある位置は分類が図形編集、ボタンが最上段の右から3番目にあります。


アイコンの表示で状況が判断でき、左の状態は部材を1つの要素として選択ができる状態(集合単位で選択が有効)で、右は一般的な状態を表します。
一般的な状態とは図面を開いたときはこの状態がデフォルトになるためそのような言い方をしています。
今回はバルブハンドルの長さを変更したいので左側の状態にします。
※この機能は作業が終わったら即右側の状態に戻すように癖をつけたほうがよいです。理由は集合単位で選択が有効では
一部のコマンドを実行することができないためです。

このコマンドを有効にしてパラメトリックを使います。
【変形】-【指定点】を押下します。
【図形を選択してください。(enter:選択終了)】
以下のようにハンドルとハンドルの中心線を選択します。
選択完了後enterを押します。


【領域を指定してください。】
下記のような赤枠内を囲みます。
※一般的なパラメトリック機能を使うときのように制御点を表示させることができないため、
移動させたい線や円の制御点を感覚的に把握する必要があります。
図中赤色が制御点ですが、線や円の制御点は表示されていません。
囲み終わったらenterを押下します。


【基準点を入力してください】
動かしたい基準点があればそれを選び、なければ任意点でも構いません。
今回は管芯からの距離を指定したいので、バルブハンドル先端(赤矢印の先端)を選択します。


【指定点を入力してください】

管芯からの相対距離を指定したいので相対座標を押下します。

【基準点を入力してください(enter:前回入力座標)】

管芯を指定します。

【角度を入力します】

移動したい方向を押して左クリックすればokです。

【距離を入力します】

今回は150を入力しenterを押下します。

これでハンドル長さを変更することができました。


注意点

部材属性を失うことなく変形ができる優れものですが、デメリットというべきか注意すべき点があります。

  1. 3Dの干渉チェックには反映されません
    該当部の3D干渉チェック結果が下記のとおりとなります


  1. 変形した状態を保持できない場合もあり再現性もありません
    例として平面図でおさまり検討しているときにクイック断面を作成し、クイック断面内でバルブハンドルの長さ変更をしてもそれを閉じた時点で全て元の状態になります。
    したがって、冒頭にも書いていますが図面が出来上がってきて最終段階でこの機能を利用し、ハンドル長さが実物より長くて絵として矛盾がある場合に有効な機能となっています。

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