私がどのくらいCADで図面を書くのが速いかストップウォッチで比べたことはないので分かりませんが
感覚的には10人いたら2位くらいかなと思っています。
いわゆるオペレーターさんの中にはとてつもなく速い人がいるので、その人にはかなわないかなと思っています。
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速くCAD(仕事)ができれば多くの作業をこなすことができます。
そして独立などして裁量&作業量による報酬になれば飛躍的に収入が増えることでしょう。
では、どうすれば速くCADで図面が書けるようになるかというのを漠然と書いてみたいと思います。
漠然と書きたいのはTfasに特化したことだけではなく、仕事全体のスピードアップにもつながることを書ければと思っているからです。
目次
CADによる製図が速くなるコツ1 コマンドを知る
当たり前なのですが、とっても重要なことですね。
私はかれこれ10年以上Tfas系を使っていますが、今でも1年に2~3個新しいコマンドを覚えて取り入れるようにしています。
Tfasはバージョンが上がるごとに操作性がアップしていて、それを実現するためにコマンドが増えています。
それらを利用しないと作業効率は落ちます。
したがってTfasがバージョンアップしたらDAITECのHPを食い入るように見ています。
そして気になるコマンドがあったら試して自分のものにして各種ショートカットに組み込むようにしています。
各種ショートカットの設定方法はこちら
それから現場などで一緒にCADしている人をたまに観察したりしています。
そうすると自分とは違うアプローチで操作していて、そちらのほうが速いことがあります。
それを見たら聞いて理解して同じように取り込むようにしています。
今までそれでいくつもすごいコマンドを教えてもらいましたのでこれはホント重要ですね。
CADによる製図が速くなるコツ2 ショートカットを使う
いまだにメニューバーからコマンドを選択している人を時々見かけることもありますが、
はっきり言って、2倍から3倍は時間がかかりますね。
よく使うコマンドなんてかなり決まっていて、それらを各種ショートカットに組み込むだけで、歴然とした差が生まれます。
ショートカットに組み込むのは正直少し大変ですが、その時間を惜しんではいけないですね。
10回くらいメニューバーからコマンド選択する時間があればショートカット化できるので是非やりましょう。
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CADによる製図が速くなるコツ3 次を見据える
昔はよく先輩からボケーとしてるぞって冗談で言われていましたが、CADってなんとなくとかのんびりとか書けてしまいます。
それだと時間がかかってしまいますね。
何を言いたいかというと例えば配管を書こうと思ったら、次にどうするのかを考えながら作業すれば絶対に速くなりますよね。
忙しい時は絶対にそうしているはずなんですよね。
でも時間が少しでもあれば怠けてしまうのでその意識を改善することは作業速度に大きく貢献します。
CADによる製図が速くなるコツ4 コマンドをあまり切り替えない
例えば配管を書こうと思って竪管→横主管→枝管→機器に接続となりますが、途中にはバルブなどが入ったりします。
速く書くにはそれらの一つ一つの作業をまとめてやったほうが速く書けます。
具体例として冷水管の往・還、温水管の往・還を書く場合
①竪管の作図
冷水管の往・還、温水管の往・還を作図
②横主管の作図
冷水管の往・還、温水管の往・還を作図
という感じです。
間違っても冷水管の往で竪管→横主管→枝管→機器に接続してから冷水管の還で竪管→横主管→枝管→機器に接続と書いてはいけないということです。
コマンドは新たに選択すると初期状態になるためこのように作図すると毎回同じ設定にしてあげないと作図できません。
一方、最初に作図した方法ではコマンドが途切れづらいので設定の時間を省くことができます。
是非、実践してみてください。
CADによる製図が速くなるコツ5 左手を使いましょう
キーボードを有効活用することにより飛躍的に作業効率が上がります。
キーボードでは主に画面の移動・ショートカットコマンド・選択してるコマンドの何をするかの選択・コピペ&印刷
など挙げたらキリがありません。
現在のTfasはマウスだけでほとんどのことができるようになってしまっていますので
初心者の方などは特にマウスでの操作に集中しがちです。
慣れと共に先に挙げたことを実践していくとよいでしょう。
他にもポイントはいくつかありそうですが。思い出したら追記していきたいと思います。
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